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汗とニオイの原因

ワキガ・多汗症の治療方法

ワキガや多汗症の治療には、症状の程度や原因、生活への影響によってさまざまな方法があります。

汗の量を抑えたいのか、ニオイを改善したいのかによっても、適した治療方法は異なります。「汗を減らしたい」「ニオイをなくしたい」という悩みは似ていますが、関係する汗腺や治療の目的は同じではありません。そのため、治療を検討する際には、まず自分の症状がどのような原因によって起きているのかを理解することが重要です。

ワキガ治療と多汗症治療ではアプローチが異なる

ワキガ(腋臭症)は、主にアポクリン汗腺から分泌される成分がニオイの原因になります。一方、多汗症はエクリン汗腺から分泌される汗の量が過剰になる状態です。

同じ「脇の悩み」であっても、
・ニオイが主な悩みなのか
・汗の量が主な悩みなのか
・両方が気になるのか

によって治療方法の選択肢は変わります。

汗とニオイ線の比較

ワキガ

アポクリン汗腺の分泌物を皮膚の常在菌が分解することでニオイが発生

多汗症

エクリン汗腺からの汗の分泌量が過剰になること

ワキガ・多汗症で検討される主な治療方法

それぞれ効果の考え方やダウンタイム、リスクが異なります。「どの治療が一番良いか」ではなく、自分の症状や生活スタイルに合う方法を選択することが大切です。また、保険診療の対象についてはご相談ください。

制汗剤

外用薬で汗を抑えるセルフケア

料金:●●円
治療期間・回数:3~6か月以上継続使用(1日1回程度)
リスク・副作用:かゆみ、発赤、かぶれ、皮膚刺激感等

剪除法

汗腺を直接取り除く外科的治療

料金:●●円
治療期間・回数:通常1回
リスク・副作用:腫れ、痛み、内出血、感染、傷あと等

ボトックス治療

汗の分泌を抑える注射治療

料金:●●円
治療期間・回数:3~6か月ごとに1回、継続治療
リスク・副作用:注射時の痛み、腫れ、アレルギー反応等

ミラドライ

マイクロ波を利用した切らない治療

料金:●●円
治療期間・回数:通常1~2回通院
リスク:腫れ、痛み、しびれ等

※また、保険診療の対象についてはご相談ください。

剪除法とは?

ワキガ・多汗症の手術治療

剪除法(せんじょほう)は、ニオイの原因となるアポクリン汗腺を医師が目で確認しながら取り除く外科的な治療です。ニオイの改善を目的とした治療として選択されることがありますが、切開を伴うため、治療による身体への負担についても理解したうえで検討することが大切です。

メリット

  • アポクリン汗腺へ直接アプローチし、ニオイの原因を断つ

  • 長期的なワキガ臭の改善が期待できる治療法

  • 条件を満たせば保険診療の対象となり、費用を抑えられる

  • 医師が汗腺の状態を確認しながら処置を行う

デメリット

  • 切開を伴うため、傷跡が残る可能性がある

  • 術後は圧迫固定や安静が必要で、一時的に生活へ影響する

  • 汗の量(多汗症)ではなく、ニオイの改善を主目的とする治療である

  • 保険適用には一定の条件があり、全額自己負担になる場合もある

  • 経過観察や処置のため、複数回の通院が必要な場合がある

  • 身体への負担を減らすため、片側ずつ施術を行う場合がある

ニオイを改善したいのか、汗の量も気になるのか、また傷跡やダウンタイムをどこまで許容できるのかによって、適した治療方法は異なります。剪除法だけでなく、ボトックスやミラドライなどの治療方法とも比較しながら、自分の症状やライフスタイルに合った選択をすることが重要です。

ワキガ手術のダウンタイム・リスク

ワキガ手術(剪除法など)を検討する際には、ニオイの改善効果だけでなく、術後の生活への影響やリスクについても理解しておくことが大切です。治療前にこれらを正しく知ることで、ご自身のライフスタイルに合った選択をしやすくなります。

ワキガ手術後のダウンタイム

脇の皮膚を切開して汗腺を取り除くため、術後は患部を安静に保つ期間が必要です。脇は腕の動きで皮膚が引っ張られやすいため、事前の生活調整がポイントになります。

  • 腕の動きの制限: 手術直後から腕を大きく動かしたり、激しい運動をしたりすると、傷の治りに影響する可能性があります。

  • 圧迫固定の期間: 術後しばらくは患部を包帯などで圧迫固定し、状態を確認しながら少しずつ日常生活へ戻していきます。

  • 日常生活への復帰: 仕事や学校への復帰、運動・入浴の再開時期は状態により異なるため、必ず医師の指示に従ってください。

ワキの手術

ワキガ手術で考えられるリスク

外科的治療(剪除法)には以下のリスクと注意点があります。

  • 術後のリスク:腫れ、痛み、内出血、および傷口からの細菌侵入による感染症のリスクが生じる可能性があります。

  • 効果の個人差:ニオイの改善度や感じ方には個人差があります。ワキガのニオイはアポクリン汗腺だけでなく、皮脂や皮膚環境など複数の要因が関係しているためです。

手術以外の治療方法も含めて比較することが大切

現在では、ワキガや多汗症に対して、手術以外にも複数の治療方法があります。例えば、汗の分泌を抑えるボトックス治療、切開を伴わず汗腺へ作用するミラドライなどがあります。それぞれの治療には、期待できる効果やダウンタイム、適している症状に違いがあります。自分が一番改善したい悩みが「ニオイ」なのか「汗の量」なのかを整理し、その目的に合った治療方法を選択することが重要です。

制汗剤・ボトックス・多汗症治療

ワキガや多汗症の治療には、セルフケアから医療的なアプローチまで様々な選択肢があります。すべての人に手術が必要なわけではありません。自分に合った方法を選ぶために、まずは以下の3つの軸を整理してみましょう。

改善したい悩み

ニオイが気になるか、汗の量が多いか

希望する効果

一時的な抑制か、長期的な改善か

​許容できる負担

ダウンタイムや費用、通院回数など

制汗剤による汗・ニオイ対策|日常的に取り入れやすい方法

ドラッグストアなどで手軽に購入でき、軽度の汗やニオイを一時的に抑えるのに有効な方法です。 ただし、効果は一時的であり、重度の多汗症やワキガ(アポクリン汗腺が原因のニオイ)に対しては、十分な改善を感じられないケースもあります。

ボトックス治療|汗の分泌を抑える治療方法

汗の分泌を抑える注射による治療方法です。

メリット

  • 切らない手軽な治療:注射のみの手術を伴わない治療のため、傷跡が残りません。

  • 短い施術時間:5〜10分程度で施術が完了し、当日から普段通りの生活が可能です。

  • 高い即効性:施術後、数日〜1週間ほどで素早く効果を実感できます。

注意点

  • 効果は一時的:効果の持続期間は約4〜6ヶ月のため、維持には定期的な施術が必要です。

  • 汗に対する治療:主に「多汗症(汗の量)」を抑える治療であり、ワキガ特有の「ニオイ」への効果は限定的です。

多汗症治療|医療機関での治療の進め方・選び方

汗の量に悩んでいる場合は、「体質だから仕方がない」と諦める必要はありません。医療機関へ相談することで、あなたの症状に合った適切な対策を知ることができます。

1. 診察での確認内容

まずは受診時に、医師が以下のポイントを確認します。

  • 汗の量・発汗する部位: 特定の部位(手・足・脇など)か、あるいは全身か

  • 生活への影響: 日常生活や仕事でどのくらい困っているか

問診票

2. 部位によって異なるアプローチ

発汗のタイプに合わせて、考えるべき原因や対応方法を検討します。

  • 局所的な汗(手のひら・足の裏・脇など): 外用薬(塗り薬)やボトックス治療など、その部位に合わせた局所治療

  • 全身の汗: 原因を調べながら、内服薬(飲み薬)などの全身治療

男性の手

3. 症状に合わせた治療の選択

「外用薬」「内服薬」「ボトックス治療」などの選択肢の中から、症状の程度やライフスタイルに合わせて、あなたに適した治療計画を決定します。

処方箋

治療方法を選ぶ際は症状と生活への影響を考える

汗やニオイの治療では、効果だけでなく、治療後の生活も含めて検討することが大切です。 例えば、外科的な治療は原因へ直接アプローチできる一方で、ダウンタイムや傷跡への配慮が必要になります。一方、制汗剤やボトックスなどは身体への負担が比較的少ない方法ですが、期待できる効果や持続期間には違いがあります。

自分に合った治療方法を選ぶためには、以下の3つのポイントを整理し、医療機関で相談することが重要です。

  • どの症状を改善したいのか(部位や汗の量、ニオイの有無)

  • どの程度の改善を希望するのか(完全に止めたいか、軽減したいか)

  • 日常生活への影響をどこまで抑えたいのか(ダウンタイムや通院頻度)

新宿でワキガ・多汗症治療を検討する際のポイント

ワキを見せている女性

ワキガや多汗症の治療を検討する際は、治療方法だけでなく、診療内容や説明体制、通院のしやすさなども含めて総合的に選ぶことが大切です。

汗やニオイの悩みは、症状の程度だけでなく「どのような場面で困っているか」によって必要な対応が変わります。単に「人気の治療」を選ぶのではなく、自分が改善したい症状や治療後の生活まで考慮して選択することが重要です。

ワキガ・多汗症治療について

同院では、外科的な「剪除法」だけでなく、切開を伴わない「ミラドライ」による治療にも対応しています。また、新宿日本でミラドライ治療を早期に導入した医療機関の一つとして知られています。

クリニック受付
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